わたしのこだわり-blog-
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現場からの提案

私の考えていること。建築への思い~素材へのこだわり

基本原則は次の5項目と考えています。
  • 1.シンプルな構造で安全かつ美しい建物。
  • 2.アクロバットのような無理はしない。
  • 3.安心して住える、仕事ができる快適な場所。
  • 4.定期的な手入れによります100年建物。
  • 5.人の体と同じで予防に心掛け。

長年総合建設会社勤務から現在に至るまでに得ました答えです。
建物造りはご使用される方のご要望、ご予算、使い勝手や機能、メンテナンス、ランニングコストの問題等をその段階でお打ち合わせを重ねご理解いただくことが第一歩と考えています。
また国や自治体の補助・助成金制度などの考慮も必要です。
必ず満足することができるかと問われれば新築工事・改修工事を問わずその時の諸条件により困難なことも発生しますがその都度お客様と解決する姿勢が大切と考えています。

 施工におきましては総合建設会社の経験、防水に関しましては吉田建設工業での経験が生かされています。
 鉄筋コンクリート造の一例を挙げますと、設計段階の検討は必要ですが、目に見えないコンクリートの中、鉄筋の配筋状況やコンクリー型枠、コンクリート品質、打設方法により同じデザインでも機能は大きく変わってきます。
その表としましてコンクリート表面に現れます“ひび割れ”があります。
建物の骨格を弱くしてしまいます原因の一つですが、施工図、現場確認等である程度防ぐことが可能でその労力を惜しまない姿勢が大切です。

もう一例身近な木造住宅の耐震について目を向けてみますと近年頻繁に発生しています予想する事の出来ない大きい地震の被害にあった時の想定です。
 家族や大切な人々を守るのは“予防”危険予知です。
私たちの体と一緒で血圧や血糖値は高くありませんか?検査の必要はありませんか?
体調のまだ比較的良好な段階で直しましょう。そのような考え方です。
決して完璧な安全を得られる事はありませんが、地震発生からとにかく“逃げて命を守るための時間をかせぐ”過去の経験の教えです。
 新築工事、改築工事に関係なくデザインと構造が仲良く共存することの大切さを痛感しています。

 協力体制;建築は一個人のイメージが大切ですが、安全な建物、より良い機能を追求しました建物を造るためには熟練しました協力業者様、構造設計事務所様、デザイン事務所のご協力が不可欠になります。
お客様のご要望を叶え形に表現すことは様々な方々のご努力の結晶と日々感謝をしています。


素材へのこだわり


恩納ガラス工芸

那覇空港に着陸する15分ほど前眼下に何種類ものブルー、グリーンが目に飛び込んできます。
海と空。
溶解しますガラスに勝る熱い情熱で向き合う宮国会長の作品は冷めるともろく冷たく硬いガラスに柔らかな暖かさが漂います。
建物のドア、灯りとり、ワンポイント、ミラー、ボール等魅力的なお客様オンリーワンのガラスの光を楽しむことが可能です。

【恩納ガラス使用例】

【琉球石灰岩】

沖縄本島で採取されます珊瑚の堆積で出来ました、目にも肌触りもやさしい石材です。
壁から床、飾りと多種多様に利用可能です。
那覇空港を降り立ちますと壁は一面琉球石灰岩におおわれています。

和田装備

製作金物におきましては不可能なものはほぼ無い、デザイン、設計、製作、取り付けまで一貫して作業を自社で行います。
鉄を熱し叩いて鍛えの繰り返しで出来上がるロートアイアンは力強い鉄の中に優しさが漂います。
施工例の随所に使用しています。
また東京都内の神社鳥居様(ステンレス製)の製作をしていただきました。